つながってる。

「…ん、やぁっ……っは」

「ヤじゃないでしょ?こんなにしてるんだから」

「あああぁぁっ!」

 

俺の胸の飾りを執拗に苛めていたジローがいきなり俺の自身を扱いて、口から悲鳴みたいに高い声が零れる。

 

日はまだ高くて、窓の方からは近くの公園で遊んでいるガキどもの声が聞こえてくる。

そんななかで、俺たちは部屋にこもってこんな行為に耽ってて。…あぁ、なんてただれてんだ。

 

カーテンも閉めてないから、差し込んでくる陽の光で、部屋の中は明るく照らされている。

ジローの体も、俺の体も、全部全部、まる見え。

…まるで全部、お日様に見られてるようで、ぞくぞくする。

 

「ぁ…じ、ろぉっ…」

「なに?」

「はぁ、あっ、き、もちぃ…っ…」

「…っ」

 

思わず口を滑らせると、ジローが俺の胸から顔を放した。

ジローの手が俺の頬を撫でて、そのまま激しくキスされる。

 

口腔内をこれでもかと蹂躙されて、どちらのものともわからない唾液が飲み込みきれずに口から流れる。

脳は酸欠状態を訴えて、視界が白くなってくる。それなのにジローの舌は容赦なく俺のことを攻めたてて、とっくに思い通りに動かせなくなってる俺の舌を無理矢理絡めとる。

 

目に浮かぶコレは、苦しさのため?

それとも、快楽の涙?

 

「……っく、ふぅ…」

「今日はずいぶん素直なんだね、ブン太」

「…、るせぇっ……ぅ、あぁっ!?」

 

つつ、と後孔の入口付近をなぞられて、体がみっともなくびくりと跳ねる。

動かす手を止めないまま、ジローが話し始めた。

 

「どうしてほしい?」

「…ぁ……?」

「ブン太のココ、どうしてほしいか、言ってみて」

 

その通りに苛めてあげる、と耳元で囁かれて、ぞくりと粟立つような快感が走る。

あぁきっと今、後ろがどうしようもなくヒクついてる、ジローも絶対気付いてる

 

「じ、ろの……は、ぅんっ!」

「ん…?」

「ぁあ…じろが…したい、よにっ……」

「え?」

「じろぉ、がっ、したいよに、…はぁっ…!……した、ら、…俺も、ぁんっ!…きもち…からぁ…っ…」

 

…あ、もしかして今、俺すげえ恥ずかしいこと言った……?

もう理性が吹っ飛びかけてて、自分が何言ってるかもよくわかんね……

 

「…ブン太」

「ひあっ…!?」

 

いきなり後孔に熱い切っ先を宛がわれ、頭から爪先まで体中を甘い電流が駆け巡る。

 

「そんなに煽られちゃ、もう知らないかんね…っ」

 

そう言われたあと、全く慣らされないままに突然、ジローの熱が突き入れられた。

 

「へ…?……あ、やっ、ぁああああ――っ!!!」

 

ばか、慣らしもしないで…!

 

殆んど慣らさずにばかでかい杭を埋め込まれた孔が悲鳴をあげている。裂けてないのが奇跡みたいだ。

 

怒鳴りつけたい文句も、痛さによる悲鳴も、全て嬌声に呑み込まれて何一つ口にできやしない。

 

「っわ、キッツ…」

「ぁあたり、まえ、だろぃっ、ばか、ぁ…あ、ひゃ、ひうッ、やぁあっ!」

 

あぁクソ。だんだん、痛みも気持ちよさに変換されてく。

 

ヤバい。

意識飛びそう…

 

「あ、ぃあ……ッ!や、ぁ、も、ぁあああっ、ら、め、あああッ、もぅ、イ、くッ………!!」

「んっ……ブンちゃん、、、俺もッ……!」

 

そのあと身体中にびぃんと強い電流みたいな快感が走って、腹の奥の方に熱いモノを感じたところで、俺の意識は完全に途切れた。

 

 

 

「……ブンちゃ~ん?」

「………」

「そろそろ、機嫌を直していただけないでしょうか…?」

「……ばかやろうくそやろうアホバカ死ね今すぐ死ねこの俺が殺してやっからそこになおれ!」

「だからゴメンってばぁ~……」

 

まだ情事の後の匂いが色濃く残るベッドルーム。

俺もブンちゃんもまだ裸で、当然同じベッドの中にいる。

 

そこから聞こえるのは恋人たちの甘い甘ーいピロートーク……

なんてのはただの理想でしかなくて。

いま実際俺の目の前にいるのは、機嫌を損ねた赤い髪のお姫様だ。

 

「大体、ブンちゃんも悪いCー!!」

「はぁ!?なんで俺が!」

「だってブンちゃんが『慈郎のしたいようにすれば俺もキモチイイから』とかカワイイこと言うkΣいだっ!」

「ジロくん…?」

 

ボカッと頭を殴られて顔を上げれば、かわいい笑顔に殺気を滲ませたブンちゃんに視線で射竦められる。

ブンちゃん、いつの間にそんなキミんとこの部長みたいな技を身につけたの……?

 

「…はいスミマセンでした」

「わかればよろしい」

 

ブンちゃんが振り上げていた拳がゆっくりと降ろされるのを見て、ほっとため息を吐く。

怒ってるのもカワEーんだけど、それはさすがに痛いC~……

 

すると、ブンちゃんがもそもそもそと俺の腕の中にもぐりこんできた。

…結構な不意打ちに、体がかすかに熱を帯びる。

 

「…ん、まぁ」

 

なぞの言葉の後に、下からのアングルでキスされた。

 

「ほぇ、ブンちゃん…!?」

「…俺も、その、…うん。ヨかったからっ今回はこれで許してやるっ!」

 

言いながら、赤くなった顔を隠すように俺にぎゅうと抱きついてくるブンちゃん。

 

あー……。

…もう、なんでこんなにかわEーのかな、俺のお姫様は?

 

「ブンちゃん……」

「…何だよぃ」

「勃ってきちった

「Σき、今日はもう無理だ!!!…ぁ、バカ、やめろってばー……!」


うっわああああ恥ずかしい……!爆

そういえばこんなん書いてましたね。忘れてた/(^o^)\

 

実は、「ジローのしたいようにすれば俺も気持ち良いんだよ」ってブン太に言わせたいがために書き始めたものなのです笑

まさかこんなに長くなるとは笑

 

最近、裏かいてないんで。。。久しぶりにコレ見てちょっちいろいろよみがえってきました、また書きたいな^^♪

 

なんか、今よりかわいい笑 そしてなんか初々しい笑

初心も忘れちゃいけませんね`・ω・´

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